うちわの梱包・発送方法を紹介!安く送るコツも解説

うちわはライブやイベントでは必須のアイテムとなっており、推し活を楽しむ人々にとって欠かせない存在です。
ファンの中にはフリマアプリで売買したり、推し活卒業とともに譲ることがあるかもしれません。その際、うちわの特殊な形状とサイズが、発送時の不安材料となることもあるでしょう。また、適切な梱包をしなければ、発送時にうちわに傷がついてしまい、受け取った人が発送者の印象を悪く思ってしまう可能性もあります。
この記事では、うちわの発送方法や梱包のコツ、発送料の目安を詳しく解説します。うちわの梱包方法と、コストを抑えた発送方法がわかりますので、ぜひご一読ください。
目次
- ≫ うちわの梱包方法は?
- ≫ うちわの発送方法は?
- ≫ まとめ
うちわの梱包方法は?
うちわを梱包する際は、表面の傷や持ち手の曲がりを防ぐため、丁寧におこなうことが重要です。ここでは、うちわをきれいに保ちつつ、発送中の衝撃から守るための効果的な梱包方法を紹介します。適切な梱包で商品が届くよう心掛けましょう。
うちわの一般的な大きさ
うちわのサイズは多様に展開されており、コンパクトやミドル、ジャンボなどがあります。
一般的な大きさのスタンダードうちわはお祭りやイベントで使われるサイズです。大きさは縦34.5cm×横24.3cm、持ち手の長さは12.5cmが一般的になります。スタンダードうちわはB4サイズの封筒に収まるサイズです。
標準的なうちわのほかに、推し活では広い面いっぱいにアイドルの名前や似顔絵を掲載できるジャンボうちわもよく活用されます。本体のサイズは縦42.0cm×横29.5cm、持ち手は13.5cmが一般的なサイズです。ジャンボうちわはA3サイズの封筒に入る大きさです。
うちわを発送する際は、持ち手を含めたサイズをしっかり把握しておくことが重要です。サイズに合わせて梱包に必要な材料を選び、適切な発送方法を採用するようにしましょう。
うちわの梱包に必要な材料
うちわをきれいな状態で届けるために、梱包方法には細心の注意を払う必要があります。まずは梱包に必要な材料を準備しましょう。
- 気泡緩衝材(プチプチ):うちわ全体や持ち手部分を保護し、振動や衝撃から守るため、輸送中の傷を防ぐのに役立ちます
- ビニール袋・OPP袋:うちわを湿気や汚れから守るために使うもので、OPP袋は透明度が高めで、梱包が簡単で便利です
- ダンボール:うちわが折れ曲がらないよう補強するために使います
- テープ:ビニール袋やプチプチ、ダンボールを固定するために使います(テープの種類としてはマスキングテープや養生テープも適しています)
- 封筒:うちわを入れて発送するための外袋として使います
上記の材料はすべて100円均一ショップで購入可能です。折り曲げ防止用のダンボールシートも100均で販売されていますが、うちわのサイズよりも小さめの場合があるため、購入の際は必ずチェックしましょう。
いずれにしても梱包材料を用意する場合は、前もってうちわのサイズを正しく測り、最適な大きさのアイテムを選ぶ必要があります。
また、梱包した封筒の宛名面(封筒の左側)に赤字で「折曲厳禁」と明記しておくことで、配送業者がより配慮してくれる可能性が高まります。
うちわの梱包手順を紹介
材料を揃えたら、まずはテーブルや机の上を整理し、清潔な作業スペースを確保します。その後、うちわの梱包作業に取り掛かりましょう。以下に、うちわを梱包するための具体的な手順をご紹介します。
1. 持ち手部分を考慮してビニール袋やOPP袋に切り込みを入れ、うちわを袋に入れます

2. プチプチをカットし、うちわの持ち手部分に巻きつけ、テープで固定します

3. ダンボール紙をうちわのサイズに合わせてカットします(この際、できるだけ持ち手部分も入る大きさでカット)

4. ダンボールの上にうちわを置いてテープで固定し、その上にプチプチを貼って保護します(強度が心配な場合は、ダンボール紙を2枚使ってうちわを挟む)

5. 封筒や紙袋などの発送用の袋に入れ、しっかりと封をします

複数枚のうちわを送る際は、ダンボールを使ってしっかりと保護しましょう。ダンボール内に隙間がある場合は、プチプチなどの緩衝材を詰めてうちわを固定し、配送中に動かないようにします。
以上の手順をおこなうことで、うちわを梱包し、発送することができます。輸送中のトラブルを避けるために、適切な材料を使って丁寧に梱包することが大切です。
うちわの発送方法は?
うちわの梱包が完了したら、次に適切な発送方法を選びましょう。まずは、うちわのサイズに合わせた梱包品を選ぶことが重要です。前述のとおり、スタンダードうちわはB4サイズの封筒に、ジャンボうちわはA3サイズに収まります。送料を計算する際には、サイズだけでなく、うちわと梱包材を含む総重量も考慮する必要があります。
ジャンボうちわを前述の方法で梱包した場合、総重量は400〜500gが予想されます。うちわ本体や梱包材によって重量が変わる場合があるため、窓口等でしっかり確認しましょう。
うちわを配送できる代表的な配送サービスには、以下のようなものがあります。
- 定形外郵便(規格外)
参考:第一種郵便物 手紙 | 日本郵便株式会社 - ゆうパック(日本郵便)
参考:ゆうパック | 日本郵便株式会社 - 宅急便(ヤマト運輸)
参考:宅急便運賃一覧表 全国一覧 | ヤマト運輸 - 飛脚宅配便(佐川急便)
参考:【佐川急便】輸送料金|荷物を送る・受け取る - らくらくメルカリ便(メルカリ・ヤマト運輸)
参考:らくらくメルカリ便|メルカリびより【公式サイト】 - ゆうゆうメルカリ便(メルカリ・日本郵便)
参考:ゆうゆうメルカリ便|メルカリびより【公式サイト】
上記のサービスのうち、うちわを送る最も安い方法は定形外郵便(規格外)となります。ただし、定形外郵便には追跡や補償がない点に注意が必要です。
また、スタンダードサイズは60cmで収まる場合もあれば、梱包状況によっては80cmの料金がかかる可能性があります。特に複数枚の梱包時はサイズが大きくなるため、料金の上乗せを考慮しましょう。
うちわの送料は発送先や各社のウェブサイトで最新の情報を確認し、料金不足で受取人に迷惑がかからないようにする配慮が大切です。
まとめ
うちわはファンイベントや推し活で欠かせないアイテムですが、梱包や発送の際はうちわのサイズを正しく把握して適切な手順を踏む必要があります。まずは配送予定のうちわのサイズを確認し、その大きさに合う梱包材を準備することが重要です。
また、この記事で紹介した梱包方法や発送方法、発送料を参考に、きれいな状態で送ることを心がけてください。正しい梱包と発送で、大切なうちわをファンの手に確実に届けましょう。