同人うちわを作る方法や選び方とは?おすすめのうちわもご紹介!

同人うちわは、同人イベントや同人即売会などで頒布・配布できる人気のグッズの1つです。イラストやデザインをしっかりと見せることができるうえに実用性もあるため、夏のイベントを中心に取り入れてみるのがおすすめです。
今回は、同人うちわを制作する際のポイントや、印刷所に依頼するときの注意点、費用の相場から実際におすすめのうちわ商品まで幅広く紹介します。
同人うちわを作る時に確認するべきポイント
同人うちわを作る時は、多くの場合印刷所に依頼して制作することになります。よって、印刷所を調べる検討段階から実際にデータの作成や入稿に至るまで、考えることはさまざまあります。まずは、同人うちわで考えるべきポイントを確認していきましょう。
納期や仕様によって価格が大きく変わる
同人うちわを制作する場合、「納期」「仕様」やそれに伴う「価格」をよく検討することが大切です。サイズや素材の他、納期プランと本数の兼ね合いによってうちわの価格は大きく変動します。どのようなうちわを作りたいか、いつのイベントで頒布する予定なのかなど、総合的に判断しましょう。
なお、印刷所によって取り扱っている仕様や商品、納期プランも異なります。納期は早い場合で数日程度で出荷されるものから、最大で1〜2週間かかるケースもあります。また、印刷所によっては土日祝日を営業日としてカウントしないこともあるため注意しましょう。
費用の目安として、当店で取り扱っている定番サイズのうちわを100本作る場合、7〜10営業日程度のプランであれば1本あたり200円程度、3〜4営業日程度のプランでは1本400〜500円程度になります。うちわ100本の合計金額の目安は、納期次第で10,000円〜50,000円程度ということになります。
表と裏の2種類のイラストや印刷データが必要になる
うちわには表と裏に印刷が可能なので、多くの場合データを2種類用意することになります。両面とも同じデザインで作ることもできますが、色やキャラクターなどを変えて対照的なデザインにしたり、裏面だけ白紙にして手書きできるようにしたりといった使い方もあります。片面には大きくイラストを載せて、裏面にはSNSのIDや作家名・サークル名など自己紹介のような内容を入れるのもおすすめです。
いずれにしても、片方のデータの入稿を忘れてしまったり、両面異なるデザインのつもりが同じデザインとして注文してしまったりといったミスがないようによく確認しましょう。
業者の用意するテンプレートを使う
うちわを印刷所に依頼して制作する場合、入稿するデータの形式や作り方にも注意が必要です。印刷所によって受付可能なデータ形式やルールは異なります。AI形式のデータを用意する必要があったり、専用のテンプレートを使用していないと不備扱いになったりする可能性があるため、事前に印刷所の注意事項や入稿のルールを見ておきましょう。
なお、当店ではAIデータ入稿の他、WEB上でデザインを作成してそのまま注文に進めるサービスを提供しております。AIデータを制作しなくても、デザイン作成ツール上でお手持ちのイラストの画像データを貼り付けるだけでご注文が可能です。同人うちわを作成される際はぜひご検討ください。

※一部商品は当サービスに対応しておりませんのであらかじめご了承ください。
同人うちわのサイズや形の選び方
同人うちわといってもサイズや形はさまざまです。イベントや会場の規定に則っていれば、好みのものを自由に選べばよいでしょう。イラストやデザインをどのように見せたいか、どの程度大きく見せたいかも基準になります。うちわの大まかな種類は以下の通りです。
- 1.プラスチックの骨に紙を張った一般的なうちわ(スタンダードうちわなど)
- 2.特殊な形状のプラスチック骨に紙を貼ったうちわ(ハートうちわやまん丸うちわなど)
- 3.丸い紙などに指を通す穴をあけたうちわ(ボールファン)
これらの他にも、透明な素材のものや竹製のもの、ホログラム加工ができるものなどもあります。なお、印刷所によってサイズ表記や仕様に対する名称が異なる場合があるため、必ず名前だけではなく実際のサイズを見て検討しましょう。

※画像は当店で取り扱っているうちわ商品から抜粋しております。
※当店では印刷面が透明素材のうちわやホログラム加工などには対応しておりません。
同人うちわにおすすめのオリジナル印刷うちわ4選
最後に、同人うちわとしておすすめの商品を4つご紹介します。すべて当店で取り扱いのあるもので、一般的なサイズから特殊な仕様まで幅広くございます。印刷したい内容などに合わせてぜひご検討ください。
シンプルで定番のスタンダードうちわ
一般的によく使われているサイズと仕様のうちわが「スタンダードうちわ」です。縦34.5cm× 横24.3cmで、持ち手部分は12.5cmです。定番サイズなので馴染みやすく、うちわとしての使い勝手もよい商品です。イラストも大きく印刷することができ、夏の同人イベントなどで頒布するのにおすすめです。骨がプラスチックなので、頒布後も長く使ってもらいやすいのも利点です。

小さくてかわいく持ち運びやすいコンパクトうちわ
スタンダードサイズうちわよりも小さくコンパクトになったうちわです。縦28.0cm×横19.5cmで、持ち手部分は10.5cmです。形状やプラスチック製の骨である点は変わらないため丈夫で、持ち運びやすいため同人イベントへの搬入や会場で使ってもらう際にも適しています。

かさばらずイベントで配布しやすいボールファン(紙うちわ)
直径20.4cmの丸い形の紙に指を入れるための穴を開けたうちわが「ボールファン」です。紙うちわとも呼ばれています。普通のうちわのような持ち手部分がないためかさばりにくく、同人イベントで配布する際にもおすすめです。イラストを全面に印刷ができるのも魅力です。

かわいいうちわを作れるハート型うちわ
うちわ本体がハートの形をしている「ハート型うちわ」もあります。縦33.0cm × 横24.2cmで、持ち手部分が12.5cmと一般的なうちわに近いサイズ感で、イラストも大きく印刷できます。ハートの形とあわせてかわいいイメージのうちわが作成できます。デフォルメのイラストやかわいい絵柄のイラストを描かれる方の同人うちわとしておすすめです。

まとめ
同人イベントは真夏にも行われるため、うちわはグッズとしてだけでなく会場で涼むためのアイテムとしても重宝されやすいです。デザインの自由がききやすいことも、イラストやデザインを形に残す方法として適しています。
今回ご紹介した注意点やサイズ・仕様などを参考に、作品を魅力的に見せる同人うちわの製作をぜひ検討してみてください。