初心者でも簡単!アイドルやスポーツの応援で使えるうちわの作り方

今回は、アイドルやスポーツの応援でよく使用されるオリジナル応援うちわの作成方法を説明します。応援うちわは、「ファンサうちわ」とも呼ばれ、型紙やカッティングシートを使って簡単に作成することができます。初めてうちわを作成する場合や、久しぶりにうちわを作りたいが作り方を忘れたという方は、この記事をぜひ参考にしてみてください。
目次
- ≫ 応援うちわの作り方
- ≫ 応援うちわのデザイン例
- ≫ 手作りうちわに使える装飾のアイデア集
- ≫ その他の作成方法
- ≫ 手作りうちわの注意点
- ≫ まとめ
応援うちわの作り方
応援うちわの作り方はいくつかありますが、今回は型紙を印刷しシールを切って貼りつける方法を説明します。応援うちわを作成する際によく使われている方法で、比較的早く、安くうちわを作ることができます。
● 応援うちわの作成工程
- デザインを考える
- 必要な材料を集める
- デザインを印刷して型紙を作成する
- 型紙に沿って切る
- 貼りつける
- 完成
うちわの作成工程は、上記になります。これから工程ごとに詳しく説明をします。
1.デザインを考える

まず、応援うちわのデザインを考えましょう。
文言は基本的に自由ですが、アイドルやスポーツ選手の応援で伝えたい内容や、やってほしい要望などをうちわに記載することが多いです。配色や文字の大きさはうちわ本体の色や使用場所によって変わるため、用途や場所にあったデザインにしましょう。
今回は、PowerPointで作成を行いましたが、WordやExcel、うちわ作成アプリなどさまざまな方法でデザインを作ることができます。
2.うちわ作りに必要な材料を集める
デザインが決まったらうちわ作りに必要な材料を集めましょう。今回は、自宅にある工具や100円均で購入して集めました。

● うちわ作りに必要な材料
- うちわ本体
- 色付きのシールシート(黒色・ピンク色)
- 画用紙や厚紙(白色)
- 両面テープやマスキングテープ
- ハサミやカッター
- カッターを使う際に使用するマット
材料は、デザインや装飾によって変わるためあくまで参考としてご確認ください。
3.デザインを印刷して型紙を作る

考えていたデザインを印刷し型紙を作成しましょう。うちわやデータのサイズによって用紙サイズは異なりますが、今回はA3サイズで印刷を行いました。うちわは、横295mm×縦420mm「ジャンボサイズ」と呼ばれる大きさです。
印刷後は、余白をカットしデザイン部分のみの型紙にしましょう。
【ワンポイントアドバイス】
文字やイラストにフチがついている場合は、デザインの一番外側を残すように型紙を作成してください。また、少し余白を残してカットするとこの後の工程で失敗するリスクを防ぐことができます。
4.カットした型紙に沿って切る



次は、カットした型紙に沿って色つきシールや画用紙を切っていきます。フチがついている場合は一番外側の色から切っていくようにしましょう。今回の場合、外側からピンク色→黒色→白色のデザインを予定していたので、ピンク色のシートから切っていきます。
マスキングテープなどで型紙と切る予定のシートをしっかり固定し、ハサミやカッターナイフを使って切っていきましょう。
【ワンポイントアドバイス】
マスキングテープなどで固定する場合、複数個所を止めることで型紙とシートがズレにくくなります。大きな部分はハサミで、細かい部分はカッターナイフで切っていくとより綺麗な仕上がりになります。
5.貼りつける

次に、切り取ったシートを貼り合わせていきます。切った順番と同じ順番で貼り付けていくと綺麗な仕上がりになりやすいです。貼りつける際は、気泡やズレに気をつけて作業しましょう。
シール状のシートはそのまま貼りつけることができますが、画用紙などは両面テープや糊を使って貼りつけることになります。
【ワンポイントアドバイス】
シール状のシートを貼りつける場合は、端から順番に貼り付けていくといいでしょう。
6.応援うちわの完成
最後に、うちわ本体に貼りつけると応援うちわの完成です。うちわ本体に貼りつける際も、空気が入らないように端から少しずつ貼ることをおすすめします。
今回は、100円ショップで売られていたハートや星の装飾を付けてみました。こちらのうちわは約2時間ほどで完成しました。


応援うちわのデザイン例
コンサート会場やスポーツの応援に持っていく「ファンサうちわ」のデザイン例をご紹介します。
こちらのデザインは、うちわ印刷キングで取り扱っている「WEB上デザインプラン」で作成しました。うちわに記載する文言や色合いの参考にしてください。
<うちわデザイン例>









※うちわ印刷キングでは、100本単位でご注文いただけます。
※うちわ印刷キングのWEB上デザインプランで作成いただけるサイズは、「スタンダード」「コンパクト」「ミドル」のみです。
手作りうちわに使える装飾のアイデア集
自由度の高い手作りうちわは、さまざまなデコレーションアイテムを使って、より凝ったおしゃれなデザインに仕上げることが可能です。
※うちわを持ち込む場所によっては装飾が禁止されていることもあるため、事前に注意事項を確認しておきましょう。
・パーティーモール
クリスマスの飾りやイベントの際に使うことの多い、キラキラの小さな紙が重なったモールです。うちわの周りにボンドやのりなどで取り付けることで華やかさが演出されやすくなります。赤や緑、金などさまざまな色があるのでうちわのデザインに合わせて装飾するといいでしょう。
・デコパーツ
デコレーションパーツは、手芸店や雑貨店・100円均一などで販売されています。星形やハート型、動物やお菓子などをかたどった、デコレーションパーツを貼り付けることでおしゃれな雰囲気のオリジナルうちわを作成することができます。今回使用した、星形・ハート型のパーツはデコレーションパーツにあたります。
・ホログラムシート
ホログラムシートは、光の反射によって色が変わる素材を使用した、裏面がシール加工のシートです。今回作成に使用した色付きシールシート同様、素材が薄いため、カッティングしやすく、貼り付け作業も手軽に行うことができます。ホログラムの光り方やデザインはたくさん種類があるため、用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
その他の作成方法
今回は、応援うちわを1から自作する方法を説明しました。それ以外に、下記の方法で応援うちわを作成することができます。
- 文字が印刷されているシールを購入する
- うちわ作成業者に依頼する
それぞれ簡単に作成方法を説明します。
文字が印刷されているシールを購入する
まず、文字が印刷されているシールやシートを購入することです。文字が印刷されているシールは、100円ショップや通販サイトなどで購入できます。「○○して」や「ありがとう」「頑張れ」などが印刷されており、うちわにそのまま貼りつけるだけで応援うちわが完成します。
また、うちわ文字のデータを購入しコンビニなどで印刷できるツールもあるので、1から作成する時間がない場合におすすめです。
うちわ作成業者に依頼する
次に、うちわ作成業者に依頼する方法です。フリマアプリやネットサイトで、自分の好きなデザインのうちわ文字を作成してくれます。完全オリジナルでデザインを依頼できることが多いので、被りにくいテキストや配色で応援うちわを作りたい場合におすすめです。
業者に依頼する場合、自作より費用がかかってしまう可能性があります。しかし、1からうちわを作成するより、クオリティの高い綺麗な仕上がりになります。素材やカットする機械にこだわっている業者もあるので、考えているデザインが再現できるかどうか確認したうえで依頼するといいでしょう。
手作りうちわの注意点
コンサート会場やスポーツ会場などに手作りうちわを持ち込む際は、会場や運営のルールにしたがいましょう。ホログラム加工や反射加工が禁止されていたり、手に持っていいうちわの枚数が決まっていたり、それぞれルールが決まっていることがあります。うちわのサイズも制限されていることもあるため、作成前に確認するとよいでしょう。
まとめ
今回は、オリジナルうちわの作り方を手順ごとに説明しました。コンサートやスポーツ観戦でうちわを活用してアピールしてみてはいかがでしょうか。
100円均で販売されている商品で作ることができます。また、初めてうちわを作る際でも簡単なやり方で説明をしていますので、うちわ作成時の参考にしてみてください。