夏祭りを盛り上げるイベント企画アイデアをシーン別にご紹介
夏祭りを企画する際に、「地域祭りのイベントのアイデアを集めたい」「保育園での子どもから保護者まで楽しめる、祭りの企画が知りたい」「会社のみんなで盛り上がれる夏のイベントは何か」といった考えや疑問をお持ちではないでしょうか。
この記事では、夏祭りの企画準備に必要なことから、参加者の集客方法アイデアまでご紹介しています。
夏祭りにおすすめの企画やイベントを、地域・保育園・会社のシーン別に分け、具体的に紹介していますので参考にしてください。
目次
夏祭りの企画準備
夏祭りのイベントを企画する際は、まずは実行委員会や担当者を作ることから始めましょう。実行委員会の人員はシーンによって異なりますが、地域のお祭りの場合は自治会や青年会、管理組合などから集めます。保育園や会社だけのパーティーの場合は、社員の中で担当者を決めてイベント企画を進めていくとよいでしょう。
夏祭りの実行委員会や担当者が決まったら、以下のような項目を決定していきます。
- 開催趣旨・目的
- 開催日（何月何日と詳細に）
- 開催場所
- 参加予定人数
- 予算
このように、企画作りをしっかり行っておくことで、夏祭りの開催準備がスムーズに進行します。
【シーン1】地域のお祭り・イベント企画
地域で開催される、夏祭りの代表的な企画やゲームを4つご紹介します。みんなでワイワイ盛り上がれるものをピックアップしたので、参考にしてみてください。
的当て・射的ゲーム
的当ては夏祭り定番のゲーム企画です。バスケットボールやサッカーなどスポーツ系の的当てから、水鉄砲を使った射的まで、さまざまな企画があります。的に当たったら景品がもらえるようにすると子どもや参加者だけではなく、見ている方も含めてみんなで盛り上がりやすいのでおすすめです。
くじ引き・抽選
「千本つり」や「おみくじ」「ガラポン」などのくじ引きは、子どもから大人まで楽しめるお祭りの企画です。景品としてお菓子や旅行券・商店街などで使えるチケットなどを用意しておくと、会場自体の熱気も上がりやすくなります。
ヨーヨー釣り・スーパーボールすくい
涼しげな印象があるヨーヨー釣りやスーパーボールすくいも、夏祭りでは人気の企画です。ビニールプールを設置するだけなので、小さいスペースでも楽しみやすくなっています。きれいなデザインのヨーヨーや、キャラクターが描かれたヨーヨーなどデザインの幅も広く、100円ショップやネット通販でセットになったものを手に入れることができるので、道具を揃えやすいイベントでもあります。
盆踊り
盆踊りは、夏祭りの大きなイベントの1つです。やぐらを中心に、浴衣やはっぴに着替えてみんなで踊ります。太鼓の音やリズムが心地よく、盆踊りは夏祭りの思い出となるでしょう。
神輿・花火・盆踊りなど地域で開催されているお祭りの意味や由来などの詳しい説明はこちらの記事で紹介しています。
屋台やキッチンカー
焼きそばやフランクフルト、唐揚げなどの屋台を出店させることも地域のお祭りではよくある企画です。自治体で屋台を用意する場合や屋台を出店している企業などに依頼し、盆踊りなどと合わせてイベントを行うといいでしょう。
地域主催のお祭りは集客から
地域でお祭りを開催する場合は告知を行い、しっかりと集客することが成功のポイントです。ここでは、夏祭りの周知におすすめの告知方法を2つご紹介します。
広報や新聞折込などで告知
夏祭りの開催が決まったら、広報や新聞折込チラシ、ポスターの貼り出しなどで告知を行います。
ポスターやチラシを貼り出す際は掲示する場所に合わせ、駅や自治体、飲食店・スーパーなどの許可を取りましょう。また、夏祭りの開催場所の地図や駐車場、開催される時間帯なども記入しておくと、より告知効果のあるものとなります。
うちわを配る
駅前や繁華街など、人通りの多い場所で「オリジナルのうちわ」を配るのも、夏祭りの告知方法としておすすめです。うちわであれば暑い時期は使ってもらえることも多く、夏祭りの開催を多くの方に知ってもらえるきっかけになります。
弊社ではオリジナルのうちわのデザイン作成が無料でできます。素材も多数あり、うちわにお祭りの詳細情報をデザインすることもできますので、ぜひチェックしてみてください。
【シーン2】保育園のお祭り・イベント企画
保育園のお祭りで企画されるのは、子どもたちが夏を感じて喜んでくれたり、保護者との交流を深めたりできるものが中心です。
出店の準備は、保護者会役員の方や有志の保護者を募って行うケースがほとんどです。そのため、「みんなで作り上げた」という、達成感が得られるでしょう。また、保護者の方が作成したハンドメイド品を持ち寄ったバザーの開催など、夏祭りは園によって個性があります。
ここでは、保育園のお祭り企画例を3つ紹介していきます。
輪投げ
輪投げは園児から保護者まで楽しめる、お祭り定番の企画です。狙った場所に輪をかけられれば、ポイントや景品がもらえるシステムにするとみんなで盛り上がりやすくなります。保育園だけではなく介護施設のお祭りでも取り入れることができる企画で、ペットボトルや新聞紙などで簡単に土台を作成することができます。保育園の子どもや介護施設のお年寄りと一緒に作るとより一層盛り上がりやすいです。
金魚すくい
暑い夏に涼しさを感じやすい企画です。「網が破れてしまう」という独特の緊張感と、金魚が釣れたときの達成感は、思い出として残るでしょう。金魚すくいのやり方は、本物の金魚をプールに放つ方法以外に、子どもが作ったイラストなどをプラ板などに印刷して水に浮かべたり、金魚の形に切り取った紙を金魚に見立てて釣り大会などを行ったりすることもできます。
ペットボトルボーリング
予算をかけずにみんなで楽しめるゲームとして、ペットボトルをピンに見立てたペットボトルボーリングもおすすめです。準備も簡単で、参加者だけでなく見ている方も楽しみやすいです。ストライクが出れば、大きな歓声があがるでしょう。保育園で開催する時は一番多くピンを倒せた子どもに景品をあげたり、歳に応じてボールを投げる位置をかえたりして楽しむ方法もあります。
【シーン3】会社パーティーのお祭り・イベント企画
会社で行う夏祭り企画は、パーティー形式を取ることも多いです。社員たちの猛暑で疲れた心身をねぎらうことで、明日からまた頑張ってもらえるようなイベント企画を目指しましょう。
地域や保育園のお祭りとは異なり、飲食メインでゆっくり楽しめる企画がおすすめです。また、会場を借りて実施したり、オリジナルのはっぴやグッズを用意したりすれば、より盛り上がるでしょう。
BBQ
夏の定番であるバーベキューは、社員だけでなく家族も参加できることが多く、みんなでワイワイ楽しんで親交を深めやすい企画です。各自食材を持ち寄って料理を作ったり、すべて用意されたプランでゆっくり食事したりと、さまざまな楽しみ方ができるのが特徴です。BBQの中で景品を準備したゲーム・レクリエーションを行うこともできます。
流しそうめん
流しそうめんは暑い夏の風物詩と言われています。見た目も涼やかで、冷たいそうめんに心も体もリフレッシュできるでしょう。流しそうめんキットも販売されていますが、イベント会社から丸ごとレンタルして、本格的な流しそうめんを楽しむのも良いでしょう。
ビアガーデン
開放感のあるビアガーデンは、夏の季節に人気のイベントです。冷えたビールやドリンクがたくさん用意されており、いろいろな食べものを楽しめるのも特徴です。また、設置や片付けを行う必要がないため、仕事終わりに立ち寄ることができることも特徴です。バイキング形式のビアガーデンも多いので、料理を取り分ける手間や注文をまとめることも省きやすくなります。
まとめ
この記事では、夏祭りの企画準備から集客方法や、地域・保育園・会社のシーン別におすすめの企画やイベントをご紹介しました。
夏祭りは実行委員会の設置から始め、詳細を決定していきましょう。また、祭りの告知には折込チラシやポスターの掲示、オリジナルうちわの配布などが効果的です。夏祭りに参加する方のことを考えて、喜んでもらえるような企画を考えることが大切です。
夏の季節に思い出に残る企画やイベントを考えてみてください。