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伝説の戦国武将一騎打ち。うちわが防具に!?

うちわって意外と色々深いものですね。 でも、まだまだ活躍はこれだけにとどまりません。 江戸時代、庶民に広く広まる前。 実はうちわが大活躍した時代があります。 それは戦国時代!

戦国時代好きの、今はやりの歴女なんて言われる女性たち。 そんな方々ならば当然ご存じのはず。 そんな方々でなくとも、 どこかで記憶にあるかもしれないとある光景。

武田信玄と、高杉謙信、 両者ともに人気者すぎる戦国武将ですが この両者の一騎打ちのシーン、 最近は漫画やアニメやゲームなんかでも 戦国ばやりですからどこかで必ず目にしているはず。 この時に信玄が手にするのはなんと我らが「うちわ」なのです。

歴史はからっきし、という方に説明いたしますと 上杉謙信が、宿敵信玄を討つために一人本陣へ乗り込みます。 馬とともにぐわっと近づき馬上から斬りかかる謙信! そして腰かけより立ち上がりながら手にしたうちわで がきぃーんと刀を受ける信玄!

…というような、手に汗握る一騎打ちがあったのでありました。 これはご存じ、どんな歴史音痴でも知っている(であろう) あの有名な「川中島の合戦」の中での一コマなのですね。

この時のうちわは当然、前項でご紹介した庶民派や貴族御用達の ものではなく、 「軍配うちわ」という、 戦国武将が軍を指示するために使用したうちわの事であります。

戦国時代当時、武将の間では軍を指揮するための 軍配うちわというものが流行っていました。 これは本来のうちわの形ではなく、ひょうたん型をしている物が多数。 現代の大相撲ではっけよーいのこった!と行事が掲げるアレです。

戦国時代の戦の勝敗は、それこそ一族の存続がかかった 熾烈なものでしたから、武将たちは陰陽、方位方角、天文などで 戦の前にあれこれ占ったものです。 軍配うちわにはそれらのものが箔押しされていました。 また、うちわには霊的なものを呼び寄せる力があるとされ、 悪鬼退散など神事に使われてきました。 このことも、戦に採用された理由でしょうね。

軍配うちわの素材は主に漆で塗られた皮、木。 柄は鉄でできていたといわれています。

とはいえ、いくらなんでもくだんの一騎打ちでは 果たして刀をそれで受けることが可能だったのかしら? とはだれもが思うところですが、 このエピソードは、こんなことしても おかしくないくらい二人は超人的に強かった! ということを示す、 伝説とする向きが大多数です。そりゃそうだ。