うちわの歴史は古く、古代中国の壁画にも描かれています。
驚きなのはその当時の使用方法。
現代の日本ではうちわは扇ぐものとされていますが、古代
中国では「はらう」「かざす」ためのものであったそうで、
儀式や占いなどに使われたそうです。
なんとも意外な使用方法に私自身驚きました。
なんでも現代のうちわのように薄さもなく木製のうちわだった
そうです。
日本に本格的に普及しだしたのは江戸時代に入ってから
だそうです。その当時は炊事やファッションとしての使用が
ポピュラーだったとか。
焼き鳥屋が焼き鳥をぱたぱた扇ぎながら調理している姿は
このころが起源だったのでしょうか。
昭和40年代に入りクーラーや扇風機が普及してからうちわの
存在感は除々に衰退していきました。
そして近年に入ってからはアイドルのコンサートでの使用や、
お店の割引券代わりとしての使用も定着しています。
それでも長い歴史の中、これほどまでに姿かたちを変えずに
存在し続けているうちわは素晴らしいと思います。
日本人でうちわを見たことがない人はおそらくいないでしょう。
物心着いたころからうちわと触れ合ってきたのではないでしょうか。
最近ではプラスチックのうちわや骨を無くした円形のうちわも
ありますが、私自身竹製の骨で作られた昔ながらのうちわが大好き
です。
現在も伝統的な竹製うちわを生産している地域も存在しているので
私自身伝統的なうちわのスタイルを受け継いでいって欲しいと思います。
さて、今年もあと数カ月でうちわの季節が来ますがみなさんも
お気に入りのうちわを一枚持って出かけてみてはいかがでしょうか。
